建築用語集の防水工事編[建築施工管理技士]

2級建築施工管理

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今回は防水工事関して重要な用語の解説です。

2級建築施工管理技士試験の記述問題で出題される可能性がありますので、覚えておきましょう。

脱気装置(だっきそうち)

脱気とは、酸素や二酸化炭素といった溶解ガスを除去することで、脱気装置とは、防水層のふくれ防止などを目的とし、水溶液中に含まれている気体を取り除く装置のことをいいます。

露出防水の絶縁工法などに使われます。

床面には筒状の脱気筒や平らな円盤状の脱気盤があり水分排出の補助を行います。

注意点としては、脱気装置やメーカーによって、排出能力が違うため、施工面積に応じた設置数置を検討する必要があります。

ボンドブレーカー

ボンドブレーカーとは、「絶縁テープ」とも呼ばれる、目地が深くない場合に、シーリング材の3面接着を回避する目的で目地底に張り付けるテープ状の絶縁材料です。

注意点としては、ボンドブレーカーには、クラフトテープ(ポリウレタン系、ポリサルファイド系用)とポリエチテープ(ポリイソブチレン系、シリコーン系、変成シリコーン系用)があり、シーリング材の材質に合わせたものを使用する必要がある点と、浮きが生じないよう目地底に確実に張り付ける点があります。

シーリング工事のマスキングテープ

シーリング工事におけるマスキングテープとは、シーリング目地線を通りよく仕上げるために使用する保護テープのことです。

シーリング工事のマスキングテープの施工時に注意点としては、目地縁をきれいに仕上げるために、シーリング材の表面仕上げ直後に除去することです。

ただし、あまりに早くマスキングテープを剥がしてしまうと、ペースト状で充填されたコーキング材はマスキングテープに引っ張られて糸を引いてしまいますので、表面硬化がほどよく進んだタイミングでできるだけ早く剥がすのがベストと言えます。

建築施工管理技士試験で必要となる用語集はこちらをチェック

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