コンクリートタンピングとは?打設時にひび割れが出ないようにする方法

施工管理

「タンピング」について分かりやすく解説しています。

タンピングという言葉を聞いたことがありますか?

あまり聞きなれない言葉だと思いますが、それもそのはずコンクリート打設時に使われる言葉だからです。

詳しく解説していきます。

コンクリート タンピングとは?

コンクリートの打設作業の一つに「タンピング」があります。

タンピングとは、コンクリートを打設したあとに、タンパーという道具を使って繰り返しコンクリートの表面を叩いて締固めることをいいます。

なぜ、叩いて締め固めるのか?というと、

コンクリートを打設すると、余分な水分が表面に上がってくるのですが、この水分を放置するとひび割れが生じることがあります。※ 余分な水分が表面に上がってくることをブリーディングと言います。

そうならないように、タンピングでコンクリートの表面を叩くことで不要な水分や空気を取り除き、コンクリートが理想的な状態で硬化できるようにするわけです。

タンピングをすることにより

  • コンクリートの表面への亀裂、沈み、骨材の浮き上がり防止効果
  • 表面が強固になり、ヒビ割れが生じにくくなる効果
  • 空気や水を強制的に排出することによる、コンクリートの密度を高くする効果
  • コンクリートと鉄筋の付着力を向上させる効果

が得られます。

タンピングの方法

コンクリートのタイピングは、タンパーを使って表面を繰り返し叩きます。

タンパーとはこんなやつです。

繰り返し叩くことで、コンクリート内部にある小さな隙間がなくなり、コンクリートの水密性が高まり、ひび割れ(クラッキング)を最小限に抑えることができます。

タンピングは1度ではなく、2度以上行うのが理想的と言われています。

タンピングのタイミングは、

  1. コンクリートを打設したあとすぐ
  2. 30分から1時間経過後

が一般的です。

タンピングランマーとは?

ちなみにタンピングランマーという機械がありますが、タンピングランマーは打撃力・転圧力が強く、装置の自重と上下に動く衝撃を利用して、地面をしっかり突いて固める機械です。

そのため、コンクリートのタンピングで使うタンピングタンパーとは異なります。

タンピングランマーは、住宅の基礎工事や建築工事・埋設工事・側溝転圧などでよく利用されます。

以前はガソリンで動くエンジン式のものが主流でしたが、環境への配慮と装置の重さから電動式のものも普及してきています。

コンクリートタンピングの留意点

コンクリートタンピングの留意点としては、過度の振動で型枠に影響を与えたり、骨材分離に注意することが挙げられます。

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