施工時の留意点一覧:2級建築施工管理技士試験対策

2級建築施工管理

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2級建築施工管理技士試験で出題された過去問から、施工時の留意点を一覧にしました。

2級建築施工管理技士試験での回答は、

  • 用語の説明
  • 留意点

について述べるようになっていますが、経験者であれば用語の意味は分かっていることがほとんどだと思いますので、ここでは留意点だけをまとめました。

このページを見れば試験対策だけでなく、実際の工事の施工時の留意点の確認になると思います。

  1. ジェットバーナー仕上げ
  2. ボンドブレーカー
  3. 型枠の根巻き
  4. クレセント
  5. ガラス工事のセッティングブロック
  6. 脱気装置
  7. テーパーエッジせっこうボードの継ぎ目処理
  8. 鉄骨工事の仮ボルト
  9. 天井インサート
  10. 床付け
  11. 腹筋
  12. ブリーディング(ブリージング)
  13. 防護棚(養生朝顔)
  14. 木工事の仕口
  15. ルーフドレン
  16. 陸墨
  17. 足場の壁つなぎ
  18. 帯筋
  19. 親綱
  20. 型枠のフォームタイ
  21. グリッパー工法
  22. 軽量鉄骨壁下地のスペーサー
  23. コンクリートの回し打ち
  24. 土工事のつぼ掘り
  25. 塗膜防水絶縁工法の通気緩衝シート
  26. 木工事の大引
  27. 木造住宅の気密シート
  28. 床コンクリートの直均し仕上げ
  29. ユニットタイル
  30. 溶接作業の予熱
  31. 足場の手すり先行工法型
  32. 枠はく離剤
  33. 金属製建具のかぶせ工法
  34. 軽量鉄骨壁下地の振れ止め
  35. 鋼矢板
  36. コンクリート壁の誘発目地
  37. 先送りモルタル
  38. タイルカーペット
  39. 超高圧水によるコンクリート面下地処理
  40. 鉄筋の先組み工法
  41. マスキングテープ
  42. 溶接のアンダーカット
  43. ローリングタワー
  44. 改質アスファルトシート防水トーチ工法・密着露出仕様
  45. 型枠のセパレーター
  46. 高力ボルト摩擦接合
  47. コンクリートのブリーディング
  48. 土工事における釜場
  49. ビニル床シートの熱溶接工法
  50. フロアヒンジ
  51. ベンチマーク
  52. あばら筋
  53. 金属製折板葺きのタイトフレーム
  54. コンクリートポンプ工法の先送りモルタル
  55. タイル張りのヴィブラート工法
  56. テーパーエッジせっこうボードの継目処理
  57. 鉄骨の地組
  58. 吹付け塗装のエアレススプレー塗り
  59. べた基礎
  60. 木造在来軸組構法のアンカーボルト
  61. 足場の手すり先行工法
  62. セルフレベリング材工法
  63. 鉄筋工事のスペーサー
  64. 内壁タイルの接着剤張り工法
  65. 改質アスファルトシート防水トーチ工法
  66. 機械ごて
  67. クローラークレーン
  68. スタッド溶接
  69. せっこうボード張りにおけるコーナービード
  70. 布基礎
  71. パイプサポート

ジェットバーナー仕上げ

  • 爆ぜ代を2mm以上確保した石材を採用する。

ジェットバーナー仕上げのその他の留意点はこちらでご紹介しています。

ジェットバーナー仕上げの留意点と用語の意味を徹底解説!

型枠の根巻き

  • 打設時に漏れを生じさせないように隙間の処置を実施する。

クレセント

  • 操作時に無理なく開閉することができ、適切な締め付け力を保持できるように取りつける。
  • 使用時に不具合いが生じないよう取りつけ精度をよく確認する。

クレセントのその他の留意点はこちらでご紹介しています。

クレセント施工時の留意点。鍵の種類について徹底解説

ガラス工事のセッティングブロック

  • 2箇所用い、概ね端より1/4程度の位置に設けること。

脱気装置

  • 水上側に設け、20~100㎡以下の面積に1個程度用いる。

テーパーエッジせっこうボードの継ぎ目処理

  • パテを盛りすぎると平滑に仕上げるのに手間がかかる。

鉄骨工事の仮ボルト

  • 高力ボルトの場合継手に対して1/3程度かつ2本以上をバランスよく配置し締め付ける。

天井インサート

  • コンクリートスラブ打設前に設置されるが、打設時に倒れたり外れたりしないようにする。

床付け

  • 床付け面をむやみに見だすと床面の支持力が落ちるので予定底面に近くで機械掘削を避ける。

腹筋

  • スターラップ筋の内側へ結束線で固定する。

ブリーディング(ブリージング)

  • 水セメント比を小さくし、かつバイブレーターをかけ過ぎない。

防護棚(養生朝顔)

  • はね出し寸法は2m以上、上部方向へ20度以上仰ぐように取り付ける。

木工事の仕口

  • 部材の応力を伝達できるように部位ごとに適切な接合法を採用する。

ルーフドレン

  • コンクリート打設に先立ち取り付けるので打設時に移動しないように固定する

陸墨

  • 原則的に1階又は基準レベル位置より確認することにより誤差を小さくする。

足場の壁つなぎ

  • 壁面に対し可能な限り直角に設ける。
  • 枠組足場の場合は垂直方向9m以下、水平方向8m以下に設ける。
  • 単管足場の場合は垂直方向5m以下、水平方向5.5m以下に設ける。

帯筋

  • 端部のフックの位置は上下の帯筋と同位置にならないように配慮する。
  • 端部は135度以上のフックを設け、余長は6d以上確保する。

親綱

  • 衝撃荷重に対しても安全なように、支柱又は堅固な構造物に固定する。
  • 作業に支障なく、又、たるみがないように固定する。

型枠のフォームタイ

  • セパレーターと固定の遊びが生じないようにすること。
  • コンクリートの側圧計算により指定された間隔以下及び指定耐力以上のものを採用する。

グリッパー工法

  • 引掛材は引張応力に耐えられるように固定ビス等の間隔を配慮する。
  • カーペットにたるみやシワを無くすようにする。

軽量鉄骨壁下地のスペーサー

  • 各スタッドの端部を押さえ間隔600mm以内に留付ける。
  • スタッドの建てこみ前に取り付ける。
  • スタッド両端のスペーサーは、スタッドの建込みを容易にするため端よりずらしておき、建込み後に上下のランナーの近くにセットする。

コンクリートの回し打ち

  • コールドジョイントを防止するため季節により回し打ち間隔計画を考慮する。
  • 振動機は先に打たれたコンクリート内に10cm程度挿入するように扱う。

土工事のつぼ掘り

  • 型枠組み立て時に作業員が入るスペースを確保する。
  • 地業部分を超える深掘りは地盤を軟弱にしかねないので避ける。

塗膜防水絶縁工法の通気緩衝シート

  • 脱気筒は約100m2ごとに設ける。
  • 補強布は通気緩衝シートに100mm以上ラップさせる。
  • 立上り部分からは30~100mm離して張り始める。

木工事の大引

  • 床束取り付け時にレベルで水平を確認する。
  • 防腐措置を施してあるか、又は防腐性能の高い樹種を採用する。

木造住宅の気密シート

  • 重ね代は100mm以上確保する。
  • 開口部周辺、端部の処理にはブチル系テープ等を用いて気密する。

床コンクリートの直均し仕上げ

  • セメントペーストが表面に浮き上がった時点を見極めて金ゴテで平滑に押さえる。
  • コテムラが著しい場合はコンクリート硬化後にグラインダー等で平滑に仕上げる。

ユニットタイル

  • 下地によって施工差が発生しやすいので、入念に下地を仕上げる。
  • 貼り付けモルタルは、1回に3m2以内塗りつける。

溶接作業の予熱

  • 溶接部より100mmの範囲の母材部分を36度以上になるように温める。
  • 外気温が0度以下の場合は予熱をしても溶接作業はしない。

足場の手すり先行工法型

  • 組立範囲、計画を作業員に周知徹底し、手すりが先行出来ない作業床及び手すりが取り外された箇所へ乗ってはならない旨の徹底。

枠はく離剤

  • 塗布するに当たり均等に過不足なく塗布する

金属製建具のかぶせ工法

  • 施工に当たり既存サッシの劣化状況を確認して適切な施工計画を立て手施工する。

軽量鉄骨壁下地の振れ止め

  • 床面ランナより 1.2 m以内ごとに設ける。

鋼矢板

  • 止水性はあるが土圧により掘削内面側にはらみやすいので、地表の沈下など地盤変位の有無を確認しながら施工する。

コンクリート壁の誘発目地

  • 温度ひび割れが発生する位置を正確に解析し、誘発目地を設ける。部材により目地深さ、幅、間隔など適正に設置する。

先送りモルタル

  • 吐き出し後の先送りモルタルは品質が劣化しているので型枠内に打ち込まない。また、先送りモルタルは配合は富配合とする。

タイルカーペット

  • 貼り付ける前に下地の不陸がないことを確認して貼り付ける。

超高圧水によるコンクリート面下地処理

  • 下地コンクリートの劣化状況に応じてジェット水のエネルギー密度を設定する。

鉄筋の先組み工法

  • 工事現場までの移動や、所定の位置での設置に際して有害な変形が生じないように堅固に組み立てる。
  • 上げ能力に余裕のあるクレーンを選定する。

マスキングテープ

  • マスキングテープの剥がしにあたって塗り際を乱さないように注意する。

溶接のアンダーカット

  • 施工条件に適した溶接棒を選び、電流をあまり大きくしないで運棒操作を適正に行う。

ローリングタワー

  • 使用時はキャアスターをロックし活動を防止して使用する。ローリングタワー上ではしごを使用させない。

改質アスファルトシート防水トーチ工法・密着露出仕様

  • シート端部からアスファルトがはみ出すように施工する。

型枠のセパレーター

  • 取り付け位置を前後で揃える必要がある。

高力ボルト摩擦接合

  • 摩擦面に肌隙があるとすべり係数が低下、腐食等の原因となるので、板厚差のある場合は、フィラーを挿入しなければならない。

コンクリートのブリーディング

  • 水セメント比を小さくし、かつバイブレーターをかけ過ぎない。

土工事における釜場

  • 効果的に排水できる場所と電気、排水場所までの距離、勾配を留意する。

ビニル床シートの熱溶接工法

  • 溶接部が冷却した後、溶融部分の余盛を平滑に削り取る。

フロアヒンジ

  • 固定に際して、水平の確保、溶接アンカーの防錆処理を行う。

ベンチマーク

  • 動かさない位置か、動かない既設建物などに設置する。設置した場合は杭などで囲み、接触しないように養生をする。

あばら筋

  • かぶり厚の確保。コンクリート打設時に移動しないように振動時に配慮する。

金属製折板葺きのタイトフレーム

  • 受け梁にすみ肉溶接で溶接し、スラグを除去し防錆塗装をする。

コンクリートポンプ工法の先送りモルタル

  • 受け梁にすみ肉溶接で溶接し、スラグを除去し防錆塗装をする。
  • モルタルは富調合のものとし、吐出後は型枠内に打ち込まず適正に廃棄する。

タイル張りのヴィブラート工法

  • 下地モルタルは2m2程度とし、かつ20分程度で作業が終了できる量とする。
  • タイルは上部から下部へと貼り付ける。

テーパーエッジせっこうボードの継目処理

  • パテかい又はテープを併用して、全体を堅固で平滑な面に仕上げる。

鉄骨の地組

  • 架台などを使用して施工精度を確保した作業し、釣り上げ時に緩まないように締め付ける。

吹付け塗装のエアレススプレー塗り

  • 噴射時の飛び散り対策としてシートとテープにて十分な養生を行う。

べた基礎

  • スラブ筋はコンクリート打設時に固定が解けたり沈下して必要かぶり厚が確保できないことがないように配慮する。

木造在来軸組構法のアンカーボルト

  • 位置精度と埋設深さを確保するように型枠固定用の治具を用いる。

足場の手すり先行工法

  • 手すりが先行して設置されていない作業床及び手すりが取り外された作業床には乗ってはならないことを関係労働者に周知徹底する。

セルフレベリング材工法

  • セルフレベリング材が硬化する前に風が当たるとしわが発生する場合があるので、施工中及び施工後の硬化までは通風を避ける。

鉄筋工事のスペーサー

  • 断熱材打込み部は普通のスペーサーではかぶり厚さの確保が難しいので、めり込み防止の付いた専用スペーサーを使用する。

内壁タイルの接着剤張り工法

  • 接着剤の1回の塗布面積は3m2以内かつ30分で張り付ける面積とし、金ごてなどで下地面に塗布する。

改質アスファルトシート防水トーチ工法

  • 露出防水用改質アスファルトシートの砂面に改質アスファルトシートを重ね合わせる場合、重ね部の下部のシートの砂面をあぶり砂を沈めるか、あるいは砂をかき取って、張り重ねる。

機械ごて

  • ある程度コンクリートが硬化し、機械が乗れる状況になってから使用すること。

クローラークレーン

  • 楊重しながら移動してはならない。

スタッド溶接

  • 発電機など専用の電源を使用すること。

せっこうボード張りにおけるコーナービード

  • コーナーに沿って真っ直ぐに取り付けること。

布基礎

  • 支持地盤を確認し、必要に応じて地盤改良を行うこと。

パイプサポート

  • パイプサポートは3本以上継いではならない。

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