「1立米は何トン?」という疑問は、コンクリートの打設計画・土砂の運搬計画・材料の重量計算など、建設現場で頻繁に発生します。ただし1m³の重さは材料によって異なります。
材料別の1立米あたりの重量
1m³の重量は材料の比重(密度)によって異なります。主な建設材料の1m³あたりの重量の目安は以下のとおりです。
水:1m³ = 1トン(1,000kg)
水の比重は1.0なので、1m³の水の重量はちょうど1,000kg(1トン)です。体積と重量の換算が最もシンプルな材料です。散水養生・水槽・給排水の計算で基準になります。
コンクリート:1m³ = 約2.3〜2.4トン
普通コンクリートの単位重量は2,300〜2,400kg/m³です。設計上は一般的に2,300kg/m³(2.3t/m³)を使用します。コンクリートポンプ車の能力計算・スラブ荷重計算で使います。
土砂:1m³ = 約1.6〜1.8トン
土砂の単位重量は土の種類・含水比によって異なりますが、一般的な関東ローム層などでは1,600〜1,800kg/m³程度です。ダンプトラックへの積載量計算・残土処理の計画で使います。
砂(砂利):1m³ = 約1.5〜1.8トン
砂の単位重量は粒径・締固め度によって異なりますが、一般的な砂は1,500〜1,700kg/m³、砂利は1,600〜1,800kg/m³程度です。コンクリートの配合設計・材料計算で使います。
鉄・鋼材:1m³ = 約7.85トン
鉄(鋼)の比重は7.85です。鉄筋・H形鋼などの重量計算では比重7.85(7,850kg/m³)を使います。鉄筋の重量計算では「断面積(m²)× 長さ(m)× 7,850」で求められます。
主な建設材料の単位重量一覧
建設現場でよく使う材料の単位重量(kg/m³・t/m³)をまとめます。水は1,000kg/m³(1.0t/m³)、普通コンクリートは2,300〜2,400kg/m³(2.3〜2.4t/m³)、鉄筋コンクリートは2,400〜2,500kg/m³(2.4〜2.5t/m³)、一般土砂は1,600〜1,800kg/m³(1.6〜1.8t/m³)、砂は1,500〜1,700kg/m³(1.5〜1.7t/m³)、砂利は1,600〜1,800kg/m³(1.6〜1.8t/m³)、鉄・鋼は7,850kg/m³(7.85t/m³)です。
施工管理技士試験での出題
施工管理技士試験では、コンクリートの単位重量(2,300〜2,400kg/m³)・鋼材の比重(7.85)は覚えておく必要がある数値です。また、ダンプトラックの最大積載量(10tダンプ)と土砂の単位重量から1台あたりの積載体積を計算する問題も出題されます。
まとめ
1立米(m³)の重さは材料によって異なります。水は1t/m³、コンクリートは約2.3〜2.4t/m³、土砂は約1.6〜1.8t/m³、鉄・鋼は7.85t/m³が目安です。建設現場での運搬計画・荷重計算・コンクリート打設計画で必須の知識ですので、主要な材料の単位重量を覚えておきましょう。


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