2021年(令和3年)6月13日(日)に1級建築施⼯管理技士の第⼀次検定が実施されました。
今回実施された第一次検定は、施工管理技術検定が
から
- 第一次検定・第二次検定
に変更になって初めて実施された1級建築施工管理技術検定でした。
どんな感じだったのでしょうか?
令和3年度1級建築施⼯管理技士の第一次検定
ちなみに1級建築施⼯管理技士検定の第一次検定に合格すると1級建築施工管理技士補の国家資格を取得することができます。
そして、監理技術者補佐になることができます。
それでは、どのような感じだったのかのレポートです。
建築学等
建築学は
- 建築学
- 施工共通
- 躯体工事
- 仕上げ工事
で構成されています。
今回は、躯体工事、仕上げ工事で選択する問題幅が少なくなりました。
- 躯体工事:10問中7問
- 仕上げ工事:9問中7問
を選択する問題となり、昨年より選択幅が狭くなっていました。
昨年は、躯体が13問中5問、仕上げが12問中5問でした。
選択幅が狭くなるということはそれだけ難易度が上がったと言えます。
また、躯体工事は、重要数値の出題が目立ち、数値を正解に覚えていないと正解することが難しい問題でした。
施工管理法
施工管理法は、
- 四肢一択問題15問
- 五肢二択問題6問
で合計21問の出題に変更されていました。
昨年度は四肢一択問題のみの25問でしたので、今回から五肢二択問題が追加された形です。
四肢一択問題は、施工計画・工程管理・品質管理・安全管理からバランスよく、基本的な知識を確認する問題が多く出題されました。
五肢二択問題については、選んだ二肢とも正しい場合のみ正解となるので、四肢一択問題に比べて、得点することが難しくなっています。
内容は躯体工事及び仕上げ工事が中心となっていました。
法規
法規については、以下の構成だったので
- 建築基準法3問
- 建設業法3問
- 労働基準法1問
- 労働安全衛生法2問
- その他の法規3問
例年と変更はありませんでした。
基本的には過去問を解いて、数値を含めた基本的な知識をおさえていれば得点することができた内容でした。
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