ジェットバーナー仕上げの留意点と用語の意味を徹底解説!

2級建築施工管理

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ジェットバーナー仕上げとは、御影石の仕上工法の一つです。

今回はそのジェットバーナー仕上げの留意点と用語の意味を徹底解説します。

ジェットバーナー仕上げとは?

ジェットバーナー仕上げとは、御影石(みかげいし)の機械挽きした石材の表面を、1800~2000℃くらいのバーナーで熱し凹凸をつくる仕上げです。

この工法は石材結晶の熱膨張率が違うのを利用して、表面をはじき飛ばして凹凸をつくるものです。

石の表面に冷却水を散布しながら、加熱用バーナーで表面を焼射し、結晶を弾かせます。

ジェットバーナー仕上げによる効果としては、

  • 滑り止め
  • 自然な岩肌に近い仕上がり

が特徴となっています。

ジェットバーナー仕上げの留意点

ジェットバーナー仕上げの留意点としては、

  • 石の含有鉱物の分布により、均一な粗面が出来ない場合があるので石色合わせに留意する。
  • 施工箇所以外を焼かないように養生する。
  • プロパンガスなどの設置方法、安全に留意する。
  • 耐火性が弱い素材の場合、ひび割れが発生しやすいので加熱時間、水の散布方法に留意する。
  • 爆ぜ代を2mm以上確保した石材を採用する。

となります。

このあたりに留意して施工するようにしましょう。

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