2級建築施工管理技士の資格試験を受験する際に覚えておきたい仕上げ施行に関する基礎知識について解説します。
2級建築施工管理技士試験 仕上施工で覚えておきたい基礎知識
2級建築施工管理技士を受験する際にしっておきたい仕上げ施行の知識は以下の4点です。
- 防水工事
- 左官工事
- 内装工事
- 外装工事
それぞれについて説明していきます。
防水工事
水分は、建築物を造る際に非常に気をつけなければならないものの一つです。
木材であれば柱や梁など建築物における重要な部分を腐食させたりします。
鉄骨は水分によって骨組みにさびが発生することがあり、強度を弱くさせたりするなど、多くの弊害が出てきます。
また、水分は部材を劣化させるだけでなく、塗料のはがれなどによって美観が損なわれたり、室内ではカビの発生要因にもなります。
そのため、建築物では、防水処理が大事なんです。
雨漏りや漏水は、屋根や外壁からの雨水によるもの、バルコニーなどに溜まった水をうまく排水できない、建物内部の給水管や排水管の破損によるものなど、さまざまなことが考えられます。
左官工事
左官工事とは、壁や床の保護や化粧等を目的として、下地に
- 壁土
- モルタル
- しっくい
- プラスター
等を塗り付ける工事のことをいいます。
左官工事は、天気、気温、湿度など、そのときの状況を考慮しながら行う難しい工種で、専門性の高い技術が求められます。
内装工事
内装とは、建物の内部における仕上げ、装飾、用いる設備などに関することで、例えば、床、天井、壁などさまざまなことを検討しなくてはなりません。
試験では、特に床や壁の仕上げについての問題が多いです。
何の材料を使い、どのように仕上げるのかや、不燃性、耐水性、耐候性といった材料がもつ特性も含め、それぞれのポイントを押さえるようにします。
外装工事
外装とは、建物外部の仕上げ、装飾などに関する工事のことで、 例えば、屋根、外壁などについての事になります。
試験では、特に外壁や屋根についての問題が多いです。
各種材料をどの程度の間隔で施工するかは出題頻度が高いので、数値もあわせて覚えるようにしましょう。
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